三国伝2巻 - かにきめらのかにっき

今日三国伝風雲豪傑編2巻買って来ました。

今は亡きボンボンなのでなかなか入手できず(1巻も探さないと)

作者がときた洸一先生だけあってクオリティが高い。

印象的だったのが孫権のヘタレぷり…もですが。

孫権、曹操、劉備と若干思想というか思考に違いが描かれていましたね。

巻末の武将データではそれぞれの文にそれぞれの「正義」が書かれていました。

・劉備→自らの想うことを成し遂げるのが「正義」

・曹操→「正義」とは天をつかみ統一を果たすこと

・孫権→「正義」は絶えず変化するもの、だからそれだけに囚われてはいけない

・呂布→力こそ「正義」

ここらへんが本作のテーマなのでしょうか？

書き下ろしの孫尚香主役のエピソードも今のところ描写の少ない轟陣営のキャラが登場してておもしろいです。

(痴話喧嘩しつつも戦闘では息の合う孫策、周瑜や孫尚香に振り回される見習い陸遜など)

現在はケロケロＡの方で矢野健太郎氏が連載しているので今後の展開に期待ですね。