かにきめらのかにっき

かにきめらという人のブログ

サークルオブマナを振り返る

二年以上放置したブログの更新がサクマナの終了なのもどうかなと思いつつも

2013年3月よりGREEでサービスを開始した「聖剣伝説サークルオブマナ」(以下サクマナ)は来月の2015年9月30日で終了となりました。


その二年間色々なイベントがありましたが色々気になった点とかを

※かなり毒吐いてます

  • 簡略化した代償

本作はシステム上いろいろ分かりやすくなっていますが、そのせいで単純に「性能のいいカード」を手に入れる&「イベントの特攻カードを持つ」に依存してしまいました。


性能のいいカードは単純にレアリティの高いカードです。一応カードごとにコストが設定されていますが、結局はある程度レベルが上がりキャパシティが上がるとコストの制約が無くなってしまいます(キャパシティなので消費するものではない本作でイベント戦闘に使用されるのは一律固定のポイント)

そのせいで「コストの低い中堅カードを育てる」という楽しみが薄く結果強いカードをそろえるだけです

一応育成限界を引き上げることはできますが労力の割に上昇しません、単純性能なら一レアリティの差は最終クラスチェンジすると同等になります

さらにスキルも問題点があり「イベントボスにはステータス異常攻撃が無効」という制約のためそれらのスキルは実質使い物になりません、一応同じプレイヤー相手の闘技場なら有効ですがそれらも積極的にプレイするものではないです

そしてイベント限定の特攻カードはイベント終了で上位レアリティで無い限りは使用されません(言うまでも無く上位レアリティのカードは課金しないと手に入りません)結局好きなキャラや気に入った絵柄でないと課金しない悪循環に

  • 偏ったラインナップ

こういった課金するゲームの宿命ともいえますが「人気あるタイトル」が優遇されます。そのため本作は3がその対象です

そのせいで他のタイトルファンには面白くない状況になってしまいました、とにかくの3づくしでリースなんかは1カ月に1枚は新しいカードです(カウントしましたがリースだけで40種弱ありました)

やはり他のタイトルあってこそのシリーズなのでもう少し上手くやれたなと思いますね。

  • 活かせなかったオリジナルキャラ

本作はいろいろオリジナルキャラが登場しましたが上手く機能していません

基本的にイベントに登場しない限りは絵柄とステータスと台詞文章だけです。これでは愛着を湧くのも至難の業(前述の上位レアをそろえるだけのバランスも拍車をかけている)

イベント当初はオリジナルキャラのバックボーンとかあって楽しめましたが、半年ぐらいから「単なる兵士A」を無理矢理キャラ化しただけになってしまいました。ここら辺は「オリジナルキャラより原作キャラを優遇した方がいい」と制作側が認識したのかもしれませんが、言うまでも無く記憶には残りません。

またオリジナルキャラがことごとく女性だったのも引っかかりました(中盤から男性のオリジナルキャラも出ていますが)

それでもイベント初期のキャラはキャラが立っててこの路線ならいろいろ上手く行けたのではと思いますね。


結果的に2年半続いたからそれなりの支持は得られたのではないでしょうか?(いろいろと問題もありますが)

もし次があるならもっと楽しいゲームをお願いしたいです。