かにきめらのかにっき

かにきめらという人のブログ

エヴァーオアシス 族長キャメルと精霊と6

  • 旅商人と物々交換

水不足を解決し、あらためてリコス族族長にクォーツの在処を尋ねると、クォーツがあると思われる失われた森に通じるいましめの門に入るために必要な印章の石を旅商人に物々交換で渡してしまったことを話す。

そして当の各集落の旅商人に話をすると、印章の石を改めて交換するために五光精の麦を持ってくるように言われ、今度は別の旅商人から五光精の麦の種を購入しオアシスの栽培園で育てることに、栽培園も畑が複数個になり、植えられる木も増えより畑らしくなります。

まあ面倒ながら五光精の麦を栽培し旅商人に渡し無事に印章の石を手に入れることに成功しました。

 

しかしそれと同時に再三カオスの襲撃が!

  • 忘れられた森

いつもの如くオアシスのカオス草の駆除を済ませ、キャメルはリコス族のナカマとなったサラームと共に、いましめの門を抜け忘れられた森へ

忘れられた森はかつてリコス族が自生してるサボテンを植樹し住める土地にしようとしたが失敗して封印された過去があった。そのためサボテンだらけでオアシス除けば緑の多い場所に、しかし入ったばかりでは正面の門は堅く閉ざされ、前に進むには脇の道を突破し罠をくぐり、正面の門を開けるカギを手に入れなければなりません。

やはり罠は複雑敵も強い(いつもだよ)しかしリコス族の双剣はヒット数が多く動きも早い(ハズ)場合によってはサラームを中心に戦ってもいいかも(その分キャメルはボウガン持って支援や罠とき担当に)

  • まさかの再会!?

なんとか罠を抜け正面の門を開き進んでいくと明らかに怪しげなリコス族がそのリコス族はアルネヴェトとなのり植物型カオスモンスターのカオスケルプをけしかけて来る。

カオスケルプ本体は中央に鎮座し複数の触手で直接攻撃や広範囲のガス攻撃を仕掛けてくる。本体は通常時は防御態勢でこちらの攻撃は効かないため。まずは触手を撃破するすると一定時間本体の防御が解除されそのうちなら攻撃を当てることができる。

とはいってもフィールドはかなり狭いため触手の攻撃を避けにくく回復アイテムの確保はしておきたいところ。

なんとか倒しその勢いでアルネヴェルと攻撃しようとしたら突如風魔法で防がれてしまう。そして風魔法を放ったタネビト風の男シュトがあらわれる。そしてシュトはキャメルの兄ニアカのオアシスを襲ったカオスであり更にはニアカの体を乗っ取ったことを話しキャメルは激しく動揺する。その後意味深な発言と共にシュトとアルネヴェルはその場を去った。そして無事に三つ目の赤のクォーツを手に入れることができたもののその心は晴れなかった…

エヴァーオアシス 族長キャメルと精霊と5

  • リコス族の危機

無事に二つ目のクォーツを獲得しカオスの脅威を追い払ったが、今度は深夜に何者かがオアシスにやってきているという情報が。

実際に深夜の大樹の泉でリスのようなの獣人ケモビトらしき影が、逃げられないようにそーっと近づいて(もちろんスティックをゆーっくりと操作すれば歩きます)捕まえることに成功、当のケモビトはリコス族で彼の名はサラーム、彼はリコス族の集落が水不足で危険な状態にありどうしても水がほしくてオアシスに忍び込んだと話しこれ以上盗むような真似はしないと誓いオアシスを去っていった。

 

とはいうもののリコス族の危機を黙ってみるわけにもいかず、水の代わりにタネビトの一人ドリンク屋エビオの特性ドリンクをリコス族の元へ届けることとなる。そのドリンクに必要な材料の中にはリコス族の集落のある新しい地方「カラハリ樹海」に行かなければならずキャメルは足早とカラハリ樹海へ向かうのだった

 

  • 新たな敵に新たな仕掛け新たな特技

カラハリ樹海はまるで巨木のようなものがそびえたち一見森をおもわせるが、実際は木ではなく葉っぱ一枚つけていない。そこでは完全に飛行してくるカオスモンスターツバサ族が登場。高度を取られては接近用の武器では戦いにくくキャメルの風魔法で叩き落とす必要がある。とはいっても相手は空を飛び攻撃もしてくるのでなかなか倒せない。

そして樹海では風船のようなギミックがあり崖から飛び乗ればポンポンはずんで向こう側に渡れたりする、さらに一回攻撃すると膨らんでより弾むようになる(そこから攻撃すると破裂して再生する)

とにかく敵に苦戦、仕掛けに困惑しつつもドリンクを完成させ、リコス族の集落へと続く「ころげ草の坂道」へそこではサラームが出迎えてくれており、先のクモの巣の障害物をリコス族の双剣で破壊する、さらにすすむと正面から大岩が転がり妨害、この仕掛けには一部のタネビトが持つリーフウォールを使い人工の壁となり防ぐ必要があった、そういったトラップを突破し無事に集落に到着しリコス族族長にドリンクを渡し危機を救うことに成功する、盗もうとしたことを反省する意味合いでサラームもオアシスの仲間入りすることとなった。

 

このあたりから武器にボウガンが追加され狙い撃ちができるように。空飛ぶ相手や高いところのスイッチなど使う機会は多い武器、族長に持たせるか、得物にしているタネビトを連れていくかまようところです。

エヴァーオアシス 族長キャメルと精霊と4

セルケ族の集落に向かうキャメルでしたが、そうしたら大地震とともに再びカオスの魔の手が!族長から海獣の墓場で働くセルケ族の救出を頼まれることに。

まずはオアシスに侵略してきたカオス草を駆除しオアシスのHP補正を取り戻す(このゲームキャラの素のHPは大したことはなく大部分がオアシスからの加護)

そののちに、海獣の墓場へ。中では順当に進めつつ取り残されたセルケ族の救出を行っていく。さらにおくに進むと明らかに異様な雰囲気のセルケ族が登場するも、転落して即退場する?まあいろいろあってボスも撃破し(悲報:ボスの記憶がない!)第二の光のクォーツ緑のクォーツを手に入れることに成功、イスナは(一時的に)成長し再びカオスの脅威は取り除かれた。

 

レビの一つ目非対称というか右側のまぶたが閉じてるのが面白い、セルケ族は口の部分がサソリのハサミになってて…スゴイ構成

あとウア族ってヘビが元デザインだと思うけど脚があるのよね、これが本当の「蛇足」というやつかい。

エヴァーオアシス 族長キャメルと精霊と3

大体RPGにおいて砂漠地帯は仕掛けが面倒、変わり映えしない風景、敵が厄介と敬遠されがち。しかし本作はほとんど砂漠でも飽きない造りになってます。

  • 南のバハル丘陵

カーラ砂漠のガレキのトンネルを抜けキャメルは新しい地バハル丘陵へ

やはり新しいところだけあって敵も厄介になり防御態勢をとったり、風魔法を当てないと戦いにくいと来たばかりの頃はとまどうばかりです。しかし本作はサボテンがそこらじゅうに自生してる流石砂漠。

いろいろあってバハル丘陵の南の洞窟に入るとタネビトの少女マライアが彼女によるとケモビトであるセルケ族のレビとはぐれてしまったとのことで。おそらく自生してる果実を食べているとしバハル丘陵の自生してる果実の木を見て回ることに、実際に見て回ると果実は既になくレビがたべたと判明結局マライアのいた洞窟の樹に向かっているところで合流しキャメルたちはセルケ族の集落へ

  • 一つ目サソリのセルケ族

セルケ族の集落はぽっくりと空いた穴ぐらと砂の川が流れている所でテントを張り生活していました。

早速セルケ族長にクォーツの在処を尋ねるキャメル。族長からは海獣の墓場にあることを教えられるがそこに行くにはセルケ族に認められなければいけなかった。

そして族長の提示した条件はオアシスでグルメフェスを開催するというものであった。

  • やるぞグルメフェス

グルメフェスとはオアシスの飲食店でのお祭りで大勢のお客さんでにぎわうお祭り。

ただし行うには条件があり、まず一つはオアシスのレベルが一定以上必要でそのためにはよりナカマを増やさなければならない、ある旅人はアイテムを頼んだり、またある旅人は特定のお店が目当てで一筋縄ではいかない。

それでも手順を踏んでいけば信頼されナカマになってくれる

そしてオアシスはさらにレベルアップを果たし、栽培所の拡大、新区画の開拓、さらに生い茂る緑もより大きくたくましくなります。このころにサフラーの妹ジャミレスもナカマとなり彼女もカウンターを設置し各ハナミセにまとめて納品出来るようになったりとより便利になります、ちなみに今まではオアシス内ではお自宅のみワープ移動可能でしたが新区画登場で各地域にワープができるようになります。

そしてグルメフェスを開く新たな条件は、各ハナミセで一定利益をえるとスタンプがもらえ、最終的には10ポイントを稼ぐこと、これはとにかく在庫を切らさないようにするしかありません。

無事にグルメフェスは開催され、大賑わいの大成功で収益も数千アクアジェムと大きな利益となりました。

これでセルケ族長の許しがもらえるはず、キャメルは単身セルケ族の集落に向かうのでした

エヴァーオアシス 族長キャメルと精霊と2

さらに進めてますが、ゲーム内の一日たつのが早い気がする。

  • 増える仲間に建つハナミセ

そこからさらに仲間が増えてハナミセも増えました。

ハナミセのデザインも個性ありますね、族長であるキャメルは毎朝在庫切れがないかと確認して、納品して夕方にはアクアジェムを回収する。

序盤は毎日ハナビトがやってきて悩みを解決するか、近くのダンジョンで仲間とあって悩みを解決して後日来てもらうようにするかで、にぎやかです。

中にはハナビトではなくケモビトと呼ばれる戦いの得意な種族の一つハ虫類系ウア族の女戦士ミウやハナビトであるが傷を負ってしまいハナミセが開けないサフラー、頭に壷を乗せた老人のハナビト旅商人などもやってきました。

ウア族って見た当初はプライドが高そうな印象あったけど実際はフレンドリーでした、本作は基本的に「いい人」ぞろいです。

  • カオス襲来!忌まわしき黒い草

しかしいつまでも平穏で楽しくというわけにはいきませんでした。

ある日空は不穏な空気に包まれオアシスには忌まわしきカオス草が生えてしまいました。カオス草の影響でオアシスの加護も抑制されてしまうためキャメルは風魔法でカオス草の除去に乗り出し無事にオアシス内の除草に成功します。

しかしそれでも不穏な空気は変わらない、そこへ仲間のロトが砂漠の洞窟の一つセルマの壷にすむ主ならばカオスを追い払う方法を知っているのではないかと提案、そしてサフラーは仲間の編成ができるように自らカウンターを設置します。これで仲間の編成が可能となりました。

仲間としてミウとロトを連れたキャメルはより強力なカオス草が生い茂る砂漠を切り抜けてセルマのツボを目指します。

やはりカオス草とかみると聖剣4の邪精霊タナトスを思わずには居られません。

 

  • セルマの壷の大冒険

洞窟の奥セルマの壷は様々な仕掛けがいっぱいでキャメルの風魔法だけでなく、ミウの槍を使った吊り下げられたスイッチ起動やテコの原理を使った巨大な壷の破片の移動、ロトのボール状なり閉所の突破なども使いこなし進んでいきます。

セルマの壷の内部はまるでピラミッドのような壁や紋様、いったい誰が作ったものなのか…

そうして進んでいくと謎のハナビトらしき青年が意味深な台詞と共にその場を去ります(前述のいい人ぞろいの本作においてはダーディーな雰囲気)壷の奥にはヌシらしき巨大な獣の像が、しかしセルマのヌシである獣の像からは強い敵意とともにこちらに攻撃を仕掛けてきました。

 

セルマのヌシは目から着弾点から範囲爆破を起こす光線や頭上に壷を落とし気絶させる攻撃を仕掛けてきます。当たり判定となるコアは足元にある青い宝玉のようなもので攻撃をかいくぐり三人で集中攻撃を浴びせます、しかしダメージを受けると今度は台座を一時的に浮上させ弱点を攻撃できないようにして一方的な光線攻撃を仕掛けるようになり、最後は自分の周りの広範囲を攻撃してきます、その後は砂でコアや周囲をふさいでしまうのですぐにキャメルの風魔法でコアにたまった砂を除去します、しかし相手もその動きを予想してか壷を落とし妨害してくるので上手くタイミングをはかる必要があります。

 

なんとかヌシのコアである宝玉を破壊しヌシを正気を取り戻します。ヌシはカオスの実態は古き時代人々が争う心が元であることと、奥にあるカオスを追い払える秘宝を持ちだすことを告げふたたび眠りに尽きます。

 

  • 水の精霊イスナの奇跡

ヌシの部屋からさらに奥に進むと豪勢な宝箱が聞こえてきた声に従いキャメルは箱に風魔法を当てると中には青のクォーツとよばれるアイテムが、オアシスに戻りイスナに青のクォーツを渡すとイスナは一時的に成長しその力を使って砂漠のカオスを除去しふたたび平穏な青空を取り戻すことに成功します。

その夜キャメルとイスナは3つあるクォーツをすべて集めればカオスを完全に消し去り皆が幸せに暮らせるのではないかと話、新たに残り2つのクォーツを集める目標をかかげることとなった。

そして後日ケモビトの一族セルケ族がクラス南の集落では緑の宝石が祀られていることを知り、さらに南の地方からやってきたハナビトも登場し、今度の舞台は南の地方に!

エヴァーオアシス 族長キャメルと精霊と1

雨の中近くの家電店で買ってきました「Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼

というわけで早速プレイ

主人公は男で肌色緑の瞳で名前は「キャメル」(意味はラクダ)

当初は頭の角が牛っぽいから牛に関連するのを考えたのですが、しっくり来るのがありませんでしたし(エジプト神話も詳しくないので)

 

  • カオスから逃れて

キャメルはオアシスの族長ニアカの弟で族長見習いの真っ最中。

ニアカの言いつけで風魔法による砂掃除大通りの住民からの聞きこみ、オアシスは緑が多く砂漠の真ん中であることを忘れそうな場所。そして一通り仕事を終えたら報酬として「アクアジェム」という通貨のやうなものを受け取ります

 

その後、手出しできない不気味な黒い草をニアカがより強い風魔法で取り除きますが、その黒い草はカオスの影響だとか、しかし今度は真っ黒いドラゴンのようなカオスモンスターが襲撃しオアシスを破壊し尽くす、ニアカは懸命に戦うものの形成は不利ニアカはキャメルに願いを託しモーフボール丸い種のような姿に変え遠くへと飛ばすのであった

 

最初にお使いでオアシスとはこういう者だと分かるのもつかの間、突然のカオス襲撃で主人公は一人逃れることに…RPG的な展開を経て本作の物語は始まります。

しかしニアカは弟に対しても丁寧語でなーんかいやな予感がするのう…

 

  • 孤独×孤独=オアシス

一方舞台は砂漠にぽつんと立つ泉に、泉には水の精霊イスナが一人ぼっちに暮らしていました、そこへ虫の生き物スカラベがやってきた直後に大きな種がそうニアカの手で種となったキャメルがイスナの前にやってくる。

イスナの力で元の姿を取り戻したキャメル。二人は互いの事情を語り合い、最後のオアシスが無くなり孤独となったキャメルと、ずっと一人ぼっちだったイスナ。二人は互いの力を合わせ新たなオアシスを作り出す泉に木の根が根付き、周りが緑が多いそして水泡を掲げ太陽の光と交わり虹のリングを生み出す。いまここに最後のオアシスが誕生した!

 

一人ぼっちになった主人公と今まで一人ぼっちだったイスナ。二人が力を合わせることでオアシスが生まれ、主人公は再び、イスナは初めて仲間ができた!

 

  • ハナミセ開店!オアシスショッピングモール

オアシスができたと知り、砂漠から次々とタネビトがやってくる。

タネビトは心に種を持つ種族で、その心の種を開花させたのが得意な物を売るハナミセになる。

だから本作の建築物は花など植物のアレンジでハナミセを建てるとはいっても大工さんがトンカントンカンとはやらないで、主人公が通貨代わりのアクアジェムを与えることでハナミセが建つようになっています。どちらかといえば種に水をやって花が咲くイメージにだからなのかお客さんのペンクロウ達がアクアジェムを払ってハナミセの商品を買っていく光景もミツバチが花の媒介をしているようにも見えますね。

只ハナミセを立てるようにするためには来訪者の頼みを聞いてあげる必要があります。

 

しかし主人公はハナミセを立てれば終りというわけではなく、商品の原料を納品して在庫を確保しなければならず時には砂漠の世界へ出てカオスモンスターと戦わなければなりません。そして収益を得たハナミセに風の方を当てればアクアジェムが回収でき、そのアクアジェムが次のハナミセを建てる際の資金源となります。

 

しかしここら辺上手いですね「通貨」「徴税」「建築」という要素がファンタジックにアレンジされ先述の単語にみられる俗世ぽさがだいぶ無くなっています。

聖剣伝説3を振り返って

先日クリアしました聖剣伝説コレクション版聖剣3、おおよそクリアまで15時間くらいでした。

…というわけでプレイして思ったことを書きつづっておきます。

 

  • 道筋は同じだけど個性的なキャラクター

本作は主人公候補が6人そこから主人公と二人の仲間をセレクトして物語を進めていくスタイル。

6人旅に出る点は同じですがその目的やそれに至る過程はそれぞれ異なります。デュランは敗戦の屈辱のため、リースは滅んだ祖国再興と生き別れた弟を助け出すため、といった具合です。

ただこの目的は当初から聖都ウェンデルの光の司祭から助言をもらうという手段で統一され*1そしてアストリアで出会ったマナの女神の使者フェアリーと同化しマナ聖域にあるマナの剣を抜いて女神を覚醒させれば何でも望みは叶うという道筋で固定されてしまいます。

システム的には6人まったく異なるシナリオを用意できることが困難と判断したのでしょうが、結果的に個性を最も活かす手段を断ってしまっているようにも思えます(主人公ごとにまったく異なるシナリオを実現したのが後のサガフロンティアでしょうか)

ただ劇中では同じイベントでも主人公ごとに異なる台詞や特定のキャラのみで行われるミニイベント*2プレイヤーに選ばれなかったキャラはどのような道を辿るのかなど、例えば論理に背いた商人に対して怒りをあらわにしたり、自分の決意を仲間に話したりと細かいところで個性を引き出しプレイヤーの想像力を刺激してくれますね。

  • どうしても力押しになってしまう戦闘

本作では自分で操作して攻撃するアクションとリングコマンドから魔法や特殊攻撃を選択して発動させるRPGの両方を取り入れています。とくに本作では適切なHP管理や魔法・特殊攻撃は必中などRPG的な要素が強くなっています。

 

ただ本作の魔法などには特定の敵が攻撃魔法を受けるとカウンターを仕掛けてくるという要素があり、後半になると魔法攻撃で与えたダメージよりもそれに対して発動したカウンター攻撃のダメージの方が深刻になってしまうこともあり、おいそれと魔法を使うのが億劫になってしまいます(残念ながらカウンターするかどうかは外見だけでは判断しずらく手探りになってしまいます)

そのためか通常攻撃とクラス1の必殺技のみで戦う方がリスクを受けにくくなっています(とくに本作の補助魔法は戦闘中は原則的に永続するなど使い勝手が良くなってます)

そういった意味でRPG寄りな作りなのに物理で殴るアクション方面に傾いてしまってます。かといってアクション面でいえばオートの設定でも仲間が思うように行動してくれなかったりと少々不便を感じてしまいます。

  • 魅力的たけどもう一声ほしいクラスチェンジ

本作の売りの一つはキャラクターが中盤と終盤*3でクラスチェンジによるパワーアップが可能になっており、さらに只の強化でなく2つに分岐するチェンジルートの計2回で最終的には4つのパワーアップパターンがあります。

システム的にも新しい魔法や必殺技が使用可能になり、視覚的にも目に見えるパワーアップや成長を感じられる物となっています。

ただそれでも不満が無いわけではなく、二回目のクラスチェンジが遅すぎて敵本拠での戦いと最後の戦いでしか使えないことや、あきらかに使い勝手に差があるクラスも存在するなどバランス面などはもうひと押しできたのでは思います。

*1:元からウェンデル出身のシャルロットだけは事情が異なる

*2:一部ではキャラの組み合わせもある

*3:プレイスタイルによっては時期が前後する