二番手についての…
唐突に、私のお気に入りの本を紹介します。
この本は、アニメや漫画は勿論、ゲーム特撮、映画まで古今様々な「二番手」キャラクターの魅力について書かれたものです。
二番手とは言っても
・キザ、ニヒルタイプ チーム内のNo2キャラ
・導き手、教師タイプ 主人公にいろいろ教えたり、主人公が目標にするキャラ
・相棒、サポータータイプ 主人公をサポートしてくれるパートナーキャラ
・味方内のライバルタイプ 味方内でのライバルキャラ、格闘ゲームのライバルもここ
・敵のライバルタイプ 倒すべき敵、主人公にとっては避けられない倒すべき敵
・ギャグタイプ 主人公に代わって作品を明るくするキャラ
・リーダータイプ 主人公の上司、物語りを動かしていた人物
・解説、傍観者タイプ 特異な世界観を読者に分かりやすく解説する(本人は解説しなくても)キャラ
と多種多様。各ページでは描く二番手キャラの熱い紹介文があり、どれも共通しているのはそのキャラがいないと作品として成り立たない、そのキャラがあるからこの作品は面白くなったと思えるものばかり。
そのほかのページでは、ロボットアニメでのメカの二番手の系譜やら、年代を追って二番手キャラの変化を解説やら見ごたえのある資料が豊富。
(その一方で「二番手キャラ必須17ヶ条」や「二番手キャラのお悩み相談コーナー」とかの笑えるページもあったりして面白い)
この本を新品購入したのが99年春でしたので入手は現在困難と思われますが、見かけたらぜひ一読して欲しい本ですね。